英国ロンドンから中継。英国訪問中の天皇皇后両陛下。このあと国賓として歓迎式典や晩さん会に臨まれる。ロンドンはまもなく午前9時。既に警察官や観光客が集まり始めている。朝早くから強い日差しが出ていて、最高気温は30℃。このあと両陛下はホテルまで迎えにきたウィリアム皇太子と共に広場を訪れ歓迎式典に臨まれる。その後、バッキンガム宮殿へ馬車でパレード。馬車を降りた後、両陛下と国王夫妻は宮殿内で贈り物の交換やプライベートな晩さん会、夜に国賓としての晩さん会に臨まれ陛下が英語でスピーチされる。現地の報道によると、晩さん会には王室関係者ら約150人が招待される見通し。キャサリン妃はがん治療中の負担を考え欠席される見通し。席次はまだ未発表。1998年の際の席は上皇さま、女王、殿下、美智子さま、皇太子の順。きょうは陛下、国王、王妃、皇后さまの順と推察される。皇后さまはバッキンガム宮殿へのご訪問は初で、とても楽しみにされているご様子。長旅を考慮し、英国到着後はずっとホテルに留まり体調の調整をされている。
注目される両陛下のファッション。英国到着時、皇后さまは爽やかな水色のスーツ姿。陛下のネクタイも水色の「リンクコーデ」。ドレスコードを解説。晩さん会の衣装について、皇后さまはイブニングドレス、勲章、ティアラを着用される。陛下はガーター勲章を着用される見通し。現地メディアによると、晩さん会の料理は英国産食材を使用したフルコースディナーが振る舞われるという。おととし南アフリカ大統領を招いた晩さん会では“国花”を模した菓子も。晩さん会のメニューはまだ未発表。日本の大使館のシェフによると、チャールズ国王はオーガニックフードなどにこだわりがあり週に数回はベジタリアンメニューを取り入れているという。今回の晩さん会メニューはベジタリアンメニューではないものと思われるが「オーガニックやサスティナブルに配慮したものがあるかも」と話していた。1998年に上皇ご夫妻が英国を訪れた際のパレードを振り返る。当時、沿道では第二次世界大戦の際に日本軍の捕虜になった人たちが馬車に背を向けて並び抗議の気持ちを現す場面が見られた。この時の上皇ご夫妻の振る舞いやお言葉、王室との交流がこうしたわだかまりを溶かすことにもつながった。
注目される両陛下のファッション。英国到着時、皇后さまは爽やかな水色のスーツ姿。陛下のネクタイも水色の「リンクコーデ」。ドレスコードを解説。晩さん会の衣装について、皇后さまはイブニングドレス、勲章、ティアラを着用される。陛下はガーター勲章を着用される見通し。現地メディアによると、晩さん会の料理は英国産食材を使用したフルコースディナーが振る舞われるという。おととし南アフリカ大統領を招いた晩さん会では“国花”を模した菓子も。晩さん会のメニューはまだ未発表。日本の大使館のシェフによると、チャールズ国王はオーガニックフードなどにこだわりがあり週に数回はベジタリアンメニューを取り入れているという。今回の晩さん会メニューはベジタリアンメニューではないものと思われるが「オーガニックやサスティナブルに配慮したものがあるかも」と話していた。1998年に上皇ご夫妻が英国を訪れた際のパレードを振り返る。当時、沿道では第二次世界大戦の際に日本軍の捕虜になった人たちが馬車に背を向けて並び抗議の気持ちを現す場面が見られた。この時の上皇ご夫妻の振る舞いやお言葉、王室との交流がこうしたわだかまりを溶かすことにもつながった。