天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは初めての単独の地方公務として佐賀県を訪問されている。少し緊張しているとしながらも終始、笑顔で公務に当たられた。つい先ほど、寸劇を鑑賞された愛子さま。勤務先・日本赤十字社を設立した佐賀の七賢人・佐野常民がテーマで愛子さまは「演じるとき心掛けていることは何ですか」などと尋ねられていた。愛子さまは大学を卒業後、活動の幅を広げられている。今回は成年皇族として初めてお一人で臨む地方公務。今日午前、知事らから出迎えを受けられると22歳らしい本音も。ピンクベージュのツーピースに髪はアップと上品な装い。空港前に集まった人たちからは沢山の歓声が送られた。佐賀県庁で出迎えたのは地元の幼稚園児。思えば3月、三重県を訪問された際「行ってもいいのかしら」と向かわれた先には地元の子供たち。子供たちにも優しく接されていた愛子さま。今日も目線の高さを合わせ和やかに言葉を交わされた。今日はその後、国民スポーツ大会の競技場へ。出迎えに「天気もよろしくて、心も熱くなって」などと笑顔で話された。愛子さまは時折、眼鏡をかけながら陸上競技を熱心に観戦されていた。笑顔を絶やさなかった初日の公務。愛子さま初の単独地方公務は明日も続く。