先ほど全国のスーパーでのコメ平均価格が発表。6月16日~22日は5kg3801円で販売され5週連続で値下がりとなった。千葉県松戸のホームセンターでは備蓄米が当初に予想していた販売の5倍ほど売れているというが整理券を配らなければならないほどの混雑は今はもうみられない。随意契約の備蓄米は今月27日時点で、全国の4万6000店舗余りのスーパー・コンビニで販売。板橋区にあるスーパーは1ヶ月前20トンを購入申請したがまだいつ入荷するか決まってないという。備蓄米は購入の条件として今年の新米に影響を与えないよう8月末まで売らなければいけない決まりがあるため、スーパーの代表は「急いで売らなければいけない」と話した。精米作業も課題に。ファミリーマートでは精米を委託している会社に他の小売店からも依頼が相次ぎ、購入した1000トンのうち、今月中に販売できるのは1割にとどまっている。8月末までに残りの900トンを売り切るため精米作業を委託する会社を増やすなどの対応に追われている。備蓄米の放出が始まって1ヶ月。市場に与えた影響について専門家は「これだけ備蓄米を放出してるとおそらく銘柄米は下げざるをえないような状況になってくるのでは」などと語った。