新春恒例の初競りなどが全国各地で行われた。午前5時すぎ、東京・豊洲市場で始まった初競り。最高値をつけた一番マグロは、青森・大間産の276kgのクロマグロ。すし店などを経営するONODERA GROUPと仲卸業者・やま幸が2億700万円で落札した。ONODERAホールディングス・長尾真司代表取締役社長は「(回転ずしでは)1160円で二貫セット」、銀座おのでら・坂上暁史統括総料理長は「(原価は)一貫3万円ぐらい。縁起物なので」と語った。一番マグロを釣り上げた竹内正弘さんは大間漁協から過去最多の127本が初競りに出荷される中、昨日水揚げしたマグロで2年ぶり8度目の栄誉をつかんだ。竹内さんは「本当に夢みたいだ」と語った。漁師歴25年、大間の海を知り尽くす竹内さんは、後進の育成にも力を注ぎ漁法も餌も教えると経験を伝えてきた。児童養護施設への寄付や能登半島地震の被災地に義援金を送るなど、人柄も一目置かれていた。
能登半島地震の被災県、石川・金沢市で行われた初競りでは、えびやズワイガニど地物の冬の味覚がずらりと並んだ。金沢市中央卸売市場・土村誠二市場長は「能登の皆さまと共に歩んで、市場を新しいものに進めていくことが大切かと思っている」と語った。
東京・豊洲市場で行われた初競りでは北海道函館で水揚げされたムラサキウニにも驚きの1枚700万円の値がついた。これまでの最高値は去年の150万円だったが、その4倍以上の値が付いたことになる。落札したのは東京・目黒のすし店「鮨尚充」で、明日から1貫40万円で提供するという。
山形県では早くも初夏の味覚が競りにかけられた。木を夏は冷蔵庫に、冬は加温ハウスに入れこの時期に収穫される「超促成栽培のさくらんぼ」。今年は、佐藤錦500gの桐箱2Lサイズが、過去最高額の150万円で落札された。1粒当たりでは約2万2000円。東京・大田市場でも150万円で競り落とされたという。
能登半島地震の被災県、石川・金沢市で行われた初競りでは、えびやズワイガニど地物の冬の味覚がずらりと並んだ。金沢市中央卸売市場・土村誠二市場長は「能登の皆さまと共に歩んで、市場を新しいものに進めていくことが大切かと思っている」と語った。
東京・豊洲市場で行われた初競りでは北海道函館で水揚げされたムラサキウニにも驚きの1枚700万円の値がついた。これまでの最高値は去年の150万円だったが、その4倍以上の値が付いたことになる。落札したのは東京・目黒のすし店「鮨尚充」で、明日から1貫40万円で提供するという。
山形県では早くも初夏の味覚が競りにかけられた。木を夏は冷蔵庫に、冬は加温ハウスに入れこの時期に収穫される「超促成栽培のさくらんぼ」。今年は、佐藤錦500gの桐箱2Lサイズが、過去最高額の150万円で落札された。1粒当たりでは約2万2000円。東京・大田市場でも150万円で競り落とされたという。
住所: 山形県天童市糠塚2-10-7