- 出演者
- 内藤俊太郎 柴田文子
オープニングの挨拶。
新春恒例の初競りなどが全国各地で行われた。午前5時すぎ、東京・豊洲市場で始まった初競り。最高値をつけた一番マグロは、青森・大間産の276kgのクロマグロ。すし店などを経営するONODERA GROUPと仲卸業者・やま幸が2億700万円で落札した。ONODERAホールディングス・長尾真司代表取締役社長は「(回転ずしでは)1160円で二貫セット」、銀座おのでら・坂上暁史統括総料理長は「(原価は)一貫3万円ぐらい。縁起物なので」と語った。
東京・豊洲市場で行われた初競りでは北海道函館で水揚げされたムラサキウニにも驚きの1枚700万円の値がついた。これまでの最高値は去年の150万円だったが、その4倍以上の値が付いたことになる。落札したのは東京・目黒のすし店「鮨尚充」で、6日から1貫40万円で提供するという。
能登半島地震の被災県、石川・金沢市で行われた初競りでは、えびやズワイガニど地物の冬の味覚がずらりと並んだ。金沢市中央卸売市場・土村誠二市場長は「能登の皆さまと共に歩んで、市場を新しいものに進めていくことが大切かと思っている」と語った。
山形県では早くも初夏の味覚が競りにかけられた。木を夏は冷蔵庫に、冬は加温ハウスに入れこの時期に収穫される「超促成栽培のさくらんぼ」。今年は、佐藤錦500gの桐箱2Lサイズが、過去最高額の150万円で落札された。1粒当たりでは約2万2000円。東京・大田市場でも150万円で競り落とされたという。
複数のウクライナメディアによると捜査対象となっているのは第155機械化旅団。5800人規模で支援国がウクライナ兵の訓練や武器の供与を進める主要な部隊だとしている。約2000人がフランスで訓練を受けたものの50人が現地で脱走したほか、去年3月~11月の間で1700人が脱走した。
米国で文民では最高の栄誉となる大統領自由勲章の授章式が行われた。受章したのは、女性として初めて主要政党の大統領候補に選ばれるなど、数多くの歴史を作ってきたとして評価されたヒラリークリントン元国務長官ら19人。映画「バックトゥザフューチャー」などで知られ、パーキンソン病などと闘いながら治療法などの研究を後押ししてきた俳優・マイケルJフォックスさんや同じく俳優で数多くの作品に出演しながら社会貢献活動を続けてきたデンゼルワシントンさんらにバイデン大統領がメダルを授与した。歌手ではロックバンド・U2のボーカル・ボノさんが、エイズや貧困問題への取り組みも評価されて受章。スポーツ界からは、プロバスケットボール・NBAの元スター選手で引退後は自身の財団を通して地域社会への支援を続けているマジックジョンソンさんが受章。
ジンバブエ政府関係者によると7歳の少年は迷子になり自宅から数十キロ離れた野生動物保護区に迷い込んだ。ゾウやカバなどのほか約40頭のライオンが生息している。岩の上で眠り野生の来のみを食べるなどして5日間生き延びた。少年は捜索隊に救助された後、病院で健康診断を受けたが精神的に安定しているということで家族のもとに戻った。
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2025年は団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となる年。介護が必要な人が急増することで、介護現場では2025年問題と呼ばれる深刻な状況が危惧されている。戦後の第1次ベビーブームに誕生し、学生運動が盛んだった団塊の世代。600万人弱がこの世代に当たる。2025年には、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となり、高齢化が加速する。介護が必要な人も急増することで既に人手不足の状況にある介護の現場では、必要なサービスが受けられなくなることが危惧されている。淑徳大学・結城康博教授は「おそらく2025年からは介護崩壊の始まる可能性がある年だと予測している」と述べた。厚生労働省の推計によると2026年度には240万人の介護職員が必要となり、毎年6万3000人ほど増やしていかなければならない。それにもかかわらず、先月厚労省が発表した2023年の介護職員数は、介護保険がスタートした2000年に調査を開始して以来初めて減少に転じた。原因は、他の産業に比べて賃金が低いことにある。結城教授は「介護職員の賃上げを全産業並みにしてほしい」と語った。
介護が必要な人が増える中で仕事をしながら家族の介護を担うビジネスケアラーの増加も避けられない。経済産業省の予測では、今年は300万人を超えるとみられている。今年4月からは介護休暇などの仕事と介護の両立支援制度について、企業が従業員に周知することが義務化され、企業側の対応も求められる。介護が必要な人は年々増え、ピークを迎えると予想されるのは2040年ごろ。淑徳大学・結城康博教授は「2035年〜2040年にかけて介護の環境を整えていかないと日本の経済や社会は成り立たず、50代、60代の誰しもが親の介護のために困り、仕事ができないという時代に突入する」と述べた。2025年問題を機に社会全体の変化が求められている。
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鎌倉時代の日本刀作りから始まった刃物の町・岐阜県関市。創業1896年の福田刃物工業は国内トップの工業用刃物シェアを誇る老舗企業。ダイヤやサファイアに次ぐ硬さを誇る超硬合金を使った究極の包丁作りに乗り出した。包丁の薄さに耐えられる硬度と粘りを兼ね備えた超硬合金を2年がかりで開発。直径0.25ミリのワイヤーを使用し1分間に0.5ミリずつ切断して10時間で包丁の刃を作る。出来上がった刃をダイヤモンドの砥石を使って刃付けしていく。厚みは1.2ミリ、角度は通常より遥かに鋭い20度。完成した超硬合金の包丁「キセキ」はステンレス製包丁の半分の力で切断でき、切れ味は10倍長持ちする。この包丁を使う地元の創作料理店の料理人は「野菜の細胞を壊さずに切れるので艷やかで中の水分が保たれていて化粧したように野菜がきれいになる」と語った。
全国の気象情報を伝えた。
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エンディングの挨拶。