東京・有楽町に独特な天丼が名物の店がある。ガード下に渋い店が軒を連ねている。73年営業しているのが天米。ランチタイムは近くの会社員で賑わっていた。家族経営の店で店主は3代目の敬紀さん。しっかりものの女将さんに対し、夫の成さんはお気楽もののおやじ。営業中でも軽口をたたいている。それでも揚げる時は真剣で職人として60年のキャリアがあり、ごま油で揚げることに拘っている。ランチで人気なのは天ぷら刺身定食で1400円。
天丼はしっとり系で最初はびっくりするという。揚げたてのさくさくの天ぷらを濃いめの丼つゆにつけ、衣にたっぷりつゆを吸わせ、硬めに炊いたご飯の上に乗せる。天丼はセットで1300円。エビとキスと野菜とかき揚げが乗っている。しっとり食感は昭和から変わらぬスタイルだという。成さんは18歳で入店し、先代の妻とは親戚だったという。しかし、遊んでばかりだったというが、先代は優しく見守っていたという。先代が亡くなり、養子になって店を継ぐことになったという成さん。時代は好景気で店は繁盛した。結婚し、子宝にも恵まれ順調だった。しかし、バブル崩壊で売り上げが半分に。そのピンチに女将さんが立ち上がり、天ぷら以外に家庭料理を出し居酒屋のようなスタイルにした。宴会の予約もとってくる働きで経営は持ち直したという。今は和食の修業をしてきた3代目が店をもり立てている。2800円の感謝セットが人気。3代目の息子はしょっちゅう店で天丼を食べるという。3代目の息子はおいしい天ぷらを揚げられる人になりたいなどと話した。
天丼はしっとり系で最初はびっくりするという。揚げたてのさくさくの天ぷらを濃いめの丼つゆにつけ、衣にたっぷりつゆを吸わせ、硬めに炊いたご飯の上に乗せる。天丼はセットで1300円。エビとキスと野菜とかき揚げが乗っている。しっとり食感は昭和から変わらぬスタイルだという。成さんは18歳で入店し、先代の妻とは親戚だったという。しかし、遊んでばかりだったというが、先代は優しく見守っていたという。先代が亡くなり、養子になって店を継ぐことになったという成さん。時代は好景気で店は繁盛した。結婚し、子宝にも恵まれ順調だった。しかし、バブル崩壊で売り上げが半分に。そのピンチに女将さんが立ち上がり、天ぷら以外に家庭料理を出し居酒屋のようなスタイルにした。宴会の予約もとってくる働きで経営は持ち直したという。今は和食の修業をしてきた3代目が店をもり立てている。2800円の感謝セットが人気。3代目の息子はしょっちゅう店で天丼を食べるという。3代目の息子はおいしい天ぷらを揚げられる人になりたいなどと話した。
住所: 東京都千代田区有楽町2-1-10