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「天野篤特任教授」 のテレビ露出情報

頻発する自然災害や紛争下にあって、医療に携わる人はいかなる役割を担うべきか、佐藤信紘氏が私見を述べる。産業革命後の地球の以上な温暖化により熱の放散が増え、自然災害を引き起こしあらゆる生物の遺伝子変異など生命機構の秩序に深刻な影響を与えつつある。地球の健康が損なわれ、人の健康長寿に影響を与えつつあるのではないか。能登半島地震では少子高齢化により、地域共生社会が脆弱になっていることが示された。被災者は生活インフラの障害と共に健康への被害を受けた。医療者の役割は被災者の心身の変化を察知・洞察し生命を守り次世代へ健康的な命を引き継ぐことにある。遠隔地と先端病院を結ぶ先進医療・教育システムが必要。
医療人が専門技術偏重に陥らず、患者や被災者・病んだ地球の心に響く全人的な医療へいかに導くかがこれからの課題となる。人を診る、自然を診る、心の分析にはさらに新しい学問と行動が必要。その基礎として生命科学、生物学や哲学といった幅広い学問を学ぶ必要があるが、マクロとミクロの世界・それらの複雑な関係性を理解することが大切。新たな学問を学び、地域に出て人と地球の健康にマクロ的・ミクロ的に迫ることにより、人の真価を具現化するこれからの医療人の姿がある。

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