世界の国々に向け、高らかに宣言したトランプ大統領。アメリカへの輸入品に一律で10%の関税を課し、特にアメリカにとって貿易赤字額が大きい、約60の国や地域は悪質と名指し、しさらに税率を上乗せ。中国34%、インド26%、韓国25%、EU20%。日本は24%、根拠となる計算式はアメリカの対日貿易赤字を日本からの輸入額で割るというもの。日本の財務省幹部は「あんないい加減な計算式は初めて見た」とコメント。野村総合研究所・木内登英氏は「日本のGDPを0.71%程度下げ、景気後退の引き金になりかねない」と影響の大きさを試算。相互関係に先駆けて発表された自動車関税もアメリカの日付が変わった日本時間きのう午後1時1分に発効された。