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「天野馨南子さん」 のテレビ露出情報

解説委員・相澤祐子の解説。家事シェアとは慣習的に女性に頼りがちな家事の負担を減らしていこうという取り組み。山形県酒田市が人口減少対策の1つになるのではないかと着目した。市は7年前に「日本一女性が働きやすい街を目指す」と宣言し、企業などにも呼びかけて働き方や子育て支援の充実など様々な取り組みを行っている。その一環で先月8月を「家事シェアチェック月間」として、市民にチェックリストへの参加を呼びかけた。チェックリストの内容を紹介。家事の一例:料理、買い物、トイレ掃除、ゴミ捨て、ティッシュ補充、タオル交換、冷蔵庫の生理、クリーニングに出す。市が地元の大学に委託して、市内の20〜30代女性に行った調査結果を紹介(2017年調べ)。「子どもができても仕事を続ける方がよい」が65%。働くことに自信がない、不安なこと(複数回答)では、「家事とのやりくりがうまくできるか」が51%となった。家事、育児の分担については「男性も行うのは当然」が93%、「妻が勤めていればそれに見合って夫(パートナー)も分担すべき」が96%となった一方、「(家庭内で)複数の人がほぼ同等に分担している」は18%にとどまった。酒田市・矢口明子市長は取り組みを通して、高齢の世代も含めて幅広い人たちに意識改革を進めたいとしている。人口減少に直面する自治体は数を多くある。民間の有識者グループは、2050年までの30年間で20〜30代の若年女性の人口が半数以下になる自治体は全体の4割にあたる744あると指摘している(人口戦略会議ことし4月)。理想とする“女性のライフコース”(女性、男性、18〜34歳)を紹介。仕事と子育ての両立を理想とすると答えた女性の割合は34%、男性は39%。専業主婦と答えた人は女性は14%、男性は7%。背景には大学進学率が上がってることがあり、2021年度は女性52%、男性58%。女性が結婚相手に求める条件(2021年)を紹介。1位:人柄88%(1997年92%)、2位:家事や育児の能力や姿勢70%(44%)、仕事への理解と協力55%(46%)。家事、育児時間(2021年、6歳未満の子をもつ共働き世帯)を紹介。男性は1時間55分、女性は6時間33分。ニッセイ基礎研究所・天野馨南子さんは「家事、育児を担う男性が活躍する企業風土や家事代行サービスなどを活用し、無理なく共働きできる環境をつくることが必要だ」と話している。酒田市の家事シェアチェックリストに参加した男性には意識の変化があったという。

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