古都である奈良には、フン活で出来たホテルがある。奈良・天理市でフン活の仕掛け人だという前田知里さんに話を聞く。全長114mに及ぶ西山塚古墳。6世紀前半に作られたとされる。聖徳太子のひいおばあさんの手白香皇女さまの古墳だという。地主が所有していた古民家をリノベーションした古墳ホテル。古民家を改装した客室は、古墳の石室をイメージして作られている。2階のベッドルームから見える景色は古墳。この古墳は2年前、一時は草木が生い茂りイノシシが出没するほどの荒れ地となっていた。敷地内に建つ築100年の古民家も長年空き家のまま放置されていた。学生時代はバックパッカーとしてならした前田さん。ある時地主から古墳の敷地に建つ古民家の活用を持ちかけられた。そこで、古墳に建つ家の活用アイデアをSNSで呼びかけた。すると全国の古墳ファンから一斉に反応があったという。古墳ホテルにしようと決めてからは、SNSで募集すると改修を手伝いたいとするボランティアが続々と集まった。クラウドファンディングで、540万円を超える資金も集まり、4か月で古墳ホテルが完成。古墳ホテルは今、古墳を愛してやまない人たちが集う場にもなっている。ちなみに奈良には8600の古墳が現存している。
