- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ 伊原弘将 マライ・メントライン 山田桂一郎 宮田崇 CRAZY COCO
1泊数百万円の超ラグジュアリーホテルが続々とオープンしている。大阪・梅田にあるホテルは、地上28階のラウンジで楽しむアフタヌーンティーは1万2000円。アメリカのホテルチェーン最上級ブランドが日本初上陸。最上位スイートは、通常の部屋の4倍の広さがある。1泊250万円前後から案内している。一方、名古屋には、愛知県の三英傑と呼ばれる織田信長などの甲冑がお出迎えするホテルがある。回廊を抜けると鳳凰の翼をイメージした階段がある。鳳凰スイートという客室は鳳凰のアート作品が散りばめられている。この部屋は一泊379万5000円。ホテルの総工費は275億円。
ディレクターは気になる情報を掴んだ。このホテルは愛知県と名古屋市から総額20億円の補助を受けているという。愛知県公館で愛知県知事の大村秀章に直接疑問をぶつけた。大村知事は、高級ホテルを誘致して、国内外のお客さんの受け皿にしたい、また国際会議を誘致するうえでも高級ホテルのすチートが何部屋あるかが条件だという。2019年に開催されたG20大阪サミットは、愛知県も名乗りを上げたが高級ホテルが足りないとされ、誘致に失敗した。そこで高級ホテル立地促進補助金を2020年、愛知県と名古屋市が連携して創設。国賓級の要人に対応できるスイートの設置や、尾形宴会場の設置などを条件に最大20億円を補助した。これまでに3つのラグジュアリーホテルの開業が決まり、合計60億円の支払いが予定されている。
全国各地にユニークなホテルが続々と登場している。春の観光最前線スペシャル。
オープニング映像。
所ジョージは、いるんですね、1泊300万円使いましたとか、歯ブラシとか持って帰らないでしょうね、と話す。宮田崇は、名古屋飛ばしという言葉があるが、今度それにリニアモーターカーができると、名古屋東京は30分で往復できちゃうのであえて名古屋に泊まる必然性がなくなる、そういう危機感もあって愛知県と名古屋市が出資していると思う、と説明した。マライ・メントラインは、オーバーツーリズムが問題になっている、いかに分散させるか、いかに一人あたりの単価を上げるか、ただ税金が20億円 一生泊まれないようなホテルに使われている、みんながどう納得するのか、と語る。山田桂一郎は、富裕層はインバウンドの約2%だが、その人たちが全体のお金の2割を占めていて、一人当たりたくさんお金を使っていると説明した。
東京・八重洲でオープンしたイタリア宝飾ブランドが手掛けるラグジュアリーホテル。最上位スイートは416平米。1室2名で1泊695万円。バーカウンターやフィットネスルームも完備されている。ラグジュアリーホテルが急増する一方で、客室が2.5畳、トイレとシャワーは共用なのに、1泊20万円というホテルが人気を呼んでいる。
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- 八重洲(東京)
うわさのホテルがあると聞き、ディレクターがやってきたのは、長野・佐久市。最寄り駅に降り立つと、地元住民と遭遇。地元の電気屋で教わった道を歩くこと20分。ホテルのオーナーだという女性に早速部屋に案内してもらう。2.5畳で寝るにしてもギリギリのサイズ。続々と宿泊客がやってくる。東京や海外からもやってきていた。このホテルは、酒造り体験ができる宿泊施設。宿泊客が向かったのは隣接する酒蔵。ここは泊まり込みで酒造りを体験できる酒蔵ホテル。料金は通訳の有無などによって、1泊約7万円~20万円。創業330年の歴史を持つ酒造メーカーで、現役の杜氏などが指導にあたる。この日最後の作業は、翌日仕込む分の洗米。この酒蔵ホテルの2.5畳の客室は、かつて出稼ぎの蔵人たちの宿泊所だった場所。この酒蔵ホテルを発案したのはオーナーの田澤麻里香さん。都内の大手旅行会社に勤めていたが地元長野にUターンをした。日本の旅行会社が安売り合戦の用になってしまった時期があったが、もっと私たちは自分たちの文化に対してちゃんとした値付けをして良いものであれば世界からお客が来てくれるだろうと、語っていた。
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- 長野(佐久市)
所ジョージは、店側がやれ!っていうとお金を出す、客がやらせてくださいというとお金を取れる、不思議だよねと語った。インフルエンサー・起業家のアナンヤ・ドナパティは、カプセルホテRうに泊まりたい欲が外国人にあって、初めて日本に旅行した時カプセルホテルに泊まる日を置いたという。
極上のタイムトラベルが体験できる場所がでてきたと紹介。愛媛・松山空港にやってきたのはすゑひろがりず。柿見陽介さんに案内されたのは、松山空港から約1時間の大洲城。地元の人が1時間かけて着付けてくれたのは甲冑。これから体験するのはお城ステイ 132万円(1泊2名)。これから始まるのは大洲藩初代藩主の加藤貞泰が入城したときの儀式。城の前に整列しているのは家臣団。大洲藩鉄砲隊が手にしているのは本物の火縄銃で、祝砲を放った。家臣団に扮しているは大洲市民。そしていよいよ天守の中へ。金属の釘を使わない伝統構法で復元された。すゑひろがりずが2階に行ったを見計らって、1階では何やら準備を始めた。そして2人が戻ってくると、藤縄神楽が始まった。このお城ステイには様々なオプションが用意されている。2人が神楽を楽しんでいる間フレンチレストランの料理長が夕食の準備を進める。場内は火気厳禁のためキッチンカーとテントで調理する。夕食を食べる場所は国指定重要文化財の高欄櫓。2人が食べるのはお殿様御膳。お風呂は城見風呂。天守に布団を敷いて寝る。朝食は国指定重要文化財の臥龍山荘で日本庭園を愛でながら朝から尾頭付き。
マライ・メントラインは、ヨーロッパだと古城ホテルがたくさんあるが、ドイツで今はやっている中世ごっこを連想したという。宿泊料金132万円のうち3割は城の保全や鉄砲隊・神楽の文化継承に使われる。大洲市は、世界の持続可能な観光地トップ100選の文化・伝統保全部門1位(2023年)に選ばれている。大洲市のインバウンドの宿泊者数は2024粘土、前年度比で2倍以上になった。
山田桂一郎は、地域全体が協力体制を築いていることについて、1つのホテルではなく、地域全体で受け入れ環境を整備して、みんなで稼ぐことをやらないと、北海道のニセコエリアはスノーリゾートとしては成功している、観光サービス業の賃金はどんどん上がっているが、場合によっては地域の社会保障、たとえば介護施設の従業員が減ってしまう、住民にとっては住みにくい街になってしまうと指摘した。
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- ニセコ(北海道)
京都・祇園の一等地にオープンしたばかりの文化財ホテル。手がけたのは日本の老舗ホテルで、元は国の登録有形文化財の弥栄会館。老朽化が進んだ建物壁2面だけを遺し、傷つけないように解体・再生する難工事。外壁のタイル10万枚も一つ一つ丁寧に剥がし、状態の良い1万6000枚を貼り直した。客室の窓も弥栄会館時代のものを保存・活用。宿泊料は1室二人で16万円から、最上位スイートは300万円。ホテルの眼の前には祇園甲部歌舞練場がある。都をどりの舞台にもなるこの劇場の耐震工事も同時に行われた。
古都である奈良には、フン活で出来たホテルがある。奈良・天理市でフン活の仕掛け人だという前田知里さんに話を聞く。全長114mに及ぶ西山塚古墳。6世紀前半に作られたとされる。聖徳太子のひいおばあさんの手白香皇女さまの古墳だという。地主が所有していた古民家をリノベーションした古墳ホテル。古民家を改装した客室は、古墳の石室をイメージして作られている。2階のベッドルームから見える景色は古墳。この古墳は2年前、一時は草木が生い茂りイノシシが出没するほどの荒れ地となっていた。敷地内に建つ築100年の古民家も長年空き家のまま放置されていた。学生時代はバックパッカーとしてならした前田さん。ある時地主から古墳の敷地に建つ古民家の活用を持ちかけられた。そこで、古墳に建つ家の活用アイデアをSNSで呼びかけた。すると全国の古墳ファンから一斉に反応があったという。古墳ホテルにしようと決めてからは、SNSで募集すると改修を手伝いたいとするボランティアが続々と集まった。クラウドファンディングで、540万円を超える資金も集まり、4か月で古墳ホテルが完成。古墳ホテルは今、古墳を愛してやまない人たちが集う場にもなっている。ちなみに奈良には8600の古墳が現存している。
所ジョージは、ウソでしょと思うようなことが現実には盛り上がるんだねと感心した様子。宮田崇は、アルゼンチンのブエノスアイレスでは“お墓ビュー”があるホテルがある、お墓自体が見どころで観光地の一つだと説明していた。
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- ブエノスアイレス(アルゼンチン)
CRAZY COCOが熱い観光トレンドをプレゼン。大阪といえば巨大な立体看板で、その数は年々増え続けていて、世界的な観光名所となっている。大阪のエクストリーム観光とは、空中レストラン。CRAZY COCOが体験。地上40mに到達。椅子は180度リクライニングが可能。6品のおつまみに飲み放題付きの30分で2万2000円~2万8000円。空中レストランはベルギーで誕生し世界65カ国で営業。エクストリーム観光は世界には極端なものもあると言い、オーストラリアでは透明なケージに入ってワニに接近する“死の檻”、ザンビアの“デビルズ・プール”があると紹介された。
周りに何にもないのに“フーディー”が集まるホテルが石川・小松市にある。旧小松市立西尾小学校は、夜になると豪華なディナーが楽しめるダイニングになる。提供されるのは地産地消にこだわったイノベーティブな料理。シェフの料理を目当てに国内外からフーディーたちが集まってくるという。シェフの糸井章太さんは、フランスやアメリカの星付きレストランを渡り歩いた若き注目株。史上最年少で若手料理人コンテストのグランプリを受賞している。この日の前菜は3種。イワシに人参とチーズのディップを乗せ、ローストした人参で挟んだ一品。地元産のバターナッツかぼちゃの美味しさに惚れ込んで考えだした料理も。もう一つの目玉がジビエ。これまでに世界20カ国以上からフーディーが訪れたという。この廃校は宿泊もできるオーベルジュになっている。客室は教室や図書室をリノベーションしたもの。料金は1泊2食付で5万円台から19万円台。実は廃校の改修には6億円の公費が投じられた。小松市長の宮橋勝栄は、学校はその地域の人達にとってシンボルのようなもの、自分たちが通っていた学校、自分の子供が通っていた学校が廃れていくのは地域の人にとってショックが大きいと思うので、看板シェフがいて海外の人や東京のフーディーが来てくれることで住民として誇りに思える部分が出てくるんじゃないかと説明した。この日近所の農家を訪ねた糸井シェフが勧められたのは雪下かぶ。糸井シェフは、おh都会で自分が料理をする理由がいまいちよくわからなかった、レストランがない、でも食材はある、この土地にいろんな人が来たらその方が面白いと思ったという。アナンヤ・ドナパティは、廃校に行ける、泊まれるのがすごく魅力的だといい、漫画がアニメをみて日本が好きになったが、アオハライドが(アメリカでも)流行っていた、少女漫画といえば日本の高校だよね、日本の学生生活に憧れる海外の方は多いと思うという。日本全国で廃校は7612校あり、活用されていないのが1951校。
瀬戸内海に浮かぶ佐柳島は人口わずか40。この島は、人口の2.5倍の100匹前後の猫が暮らす猫の島として全国的に知られている。人気のきっかけになったのが防波堤の間をジャンプする猫たち。築72年の旧佐柳小中学校はホステルになっていて、支配人の村上淳一さんの父がこの島の出身だった。全室、瀬戸内海のオーシャンビュー付きで、料金は1泊8800円。最大の魅力は猫とのふれあい。佐柳島では近年、急速に過疎化が進んでいる。村上さんはこの猫ホステルが島の希望になれたらとおもっているそう。CRAZY COCOは夜中じゅう猫の動画を見るくらいネコが好きだという。マライ・メントラインは、最近はオーバーツーリズムが問題視されていて、現地の人vs海外の観光客みたいな構図になっていて、嫌な雰囲気になってきている、いかに地元の方が自分たちが納得行く形で観光業を営むか、ということだと思うと話した。
鹿児島・霧島市で地図を頼りに山道を進む。そこでオープンカーに乗り換えて、小川の中を進んでいくと今度は山の中へ。ヘリコプターから降りてきた男性は、このリゾートの主だという。宿泊費1500万円のホテルとは一体どんなところなのか。テラスには天然温泉を引き込んだ露天風呂。敷地内には他にも様々なタイプのビラが点在している。これから売りだす1500万円の宿泊プランは最大3泊×4名で全敷地を貸し切りにできるというもの。田島健夫さんは観光業界では異端児として知られる人物。90年代に入ると、みずから重機を操り山林を開拓し、10年がかりでこのリゾートを作り上げた。そして今、現代の富裕層が求めるものを考え続けた結果、1500万円プランに思い至ったという。宿泊客が楽しめる川べりでの食事。食材は地産地消を徹底している。BGMはプロの演奏家による生演奏。田島さんは、2000万かも知れません、3000万かも知れない、価格ってほとんど意味がないと思って下さい、等と話していた。山田桂一郎は、ヨーロッパだと五つ星 四つ星ホテルだけのリゾートはない、三つ星二つ星一つ星ユースホステルもキャンプ場も必要、上を引き上げるとすそ野も広がる、面積全体が大きくなり、史上そのものが活性化するなどと説明していた。
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- 霧島市(鹿児島)
所さん! 事件ですよの次回予告。
