大田区では、プールシェア計画を進めている。拠点校に屋内プールを作り、1km圏内の小中学校がやってきてプール授業を行うというかたち。現在プールシェアには43校が参加。それ以外にも13校が民間プールを使用、区民プールを2校が使用している。既存のプールを使用しているのも18校あったが、日よけ対策をして使用している。検討中というのが12校となっている。野口さんは「実際には地方だとバスの運転手が足りないとか、そういった問題もある。今プールの話で進められているが、これから体育館のシェアだったり、グラウンドのシェアだったりと発展がみえるのでは」などと話した。既存のプールを維持管理する場合、大田区の場合だと17.1億円以上かかる。プールシェアにすると、拠点校に新しいプールを作り、インストラクターを雇って施設を利用すると考えても6.5億円なので、10億円以上のコストカットとなる。それ以外にもメリットとして、天候の影響がない、インストラクターによる適切な指導というのがある。立川さんは「水に慣れる必要性はあるので、シェアにして1年中やって、授業は自由参加にすればよいのでは」などと話した。今年度から葛飾区で28校の小学校でプールシェアを実施。石川・小松市は今年度から小学校9校が民間プールを活用。また福岡・太宰府市では小学校7校が民間プールを活用。屋外プールを解体し、学童保育所を整備予定。今後の課題として野口さんは「時間調整、施設まで移動する際の安全確保、指導者不足」の3点を挙げた。
