日本レスリングがメダルを量産できた理由とは。日本史上初、オリンピック4連覇の伊調馨。現在は藤波が所属する日体大でコーチを務めている。藤波は伊調馨にずっとボコボコにされていたと語った。大学時代の文田の練習相手は2歳年上の先輩メダリスト、リオ銀メダルの太田忍。さらに清岡の相手は階級が1つ下の金メダリスト、樋口黎。文田は「世界一を目指すよりその人に勝つためにもっと努力する」などと語った。メダル量産の秘密。それは日常からトップクラスどうしが戦う練習環境にあった。11人のメダリストのうち、9人が取り組んでいたことがメンタルトレーニングだという。