先月、奄美大島の海岸で国の天然記念物オカヤドカリを無許可で大量に捕獲したなどとして、中国籍の2人が起訴された事件で、押収されていたオカヤドカリが本来の生息地である海岸へ戻された。中国籍の2人は先月21~23日にかけて、奄美大島の複数の海岸でオカヤドカリを許可なく捕獲したなどとして、今月15日付けで文化財保護法違反の罪で起訴されている。警察は2人が使用した車や宿泊施設から、計1443匹のオカヤドカリを証拠品として押収し、奄美市内の専用施設で保管していたが、昨日捕獲場所とされる島内4つの海岸へ戻した。警察や自治体の担当者は、オカヤドカリが入ったバケツを持って、海岸近くの木の茂みに移動し、一匹ずつ地面に移していくと、本来の生息地に戻されたオカヤドカリは、日差しを避けるように、木の根本などに向かっていった。今回、捕獲されたのは、ほとんどがムラサキオカヤドカリの大型の個体で、ストレスでこれまでに約300匹が死んだということ。
