藤井聡太について師匠・杉本昌隆が証言。幼少期の藤井は将棋盤を抱えるように泣き出すこともあったというが、藤井の母は頭ごなしに泣くのをやめなさいという感じでは接しておらず、子どもの意思は尊重するという教育方針だったよう。プロになるには満26歳の誕生日までに四段になる必要がある。プロなれない人が大多数という厳しい世界のため、親しい人にほど「プロにならないか」と声をかけにくかったという杉本。しかし、藤井に関しては一流棋士になると確信していたため奨励会に誘うことにしたという。そして、弟子入り初日にして小学4年生ながらプロ棋士七段に勝ってしまったのだという。