帝国データバンクによる女性の登用をめぐる企業の意識調査が発表され、管理職にしめる女性の割合の平均は11.1％、役員にしめる女性割合平均も13.8％となり、2013年の調査開始以降、過去最高となった。ただ女性管理職割合の上昇幅は前年比で0.2ポイントにとどまり、鈍化。また役員が全員男性の企業が52.1％と依然5割超。帝国データバンクは女性社員が昇進を望まないという考え方や家庭と仕事の両立が困難なほか、適切な女性人材がいないなどの問題が根強く存在しているとした上で、管理職でもテレワークを利用するなど柔軟な働き方の提供や家庭と仕事の両立しやすい環境を整えることが有効としている。