ラグビーW杯の日本戦のポイントについて元ラガーマンの安村アナが解説。勝負の分かれ目は姫野和樹選手のジャッカル。1人少ない日本は後半4分に攻め込まれピンチを迎える。それでも一丸となって守る日本。サモアの選手をタックルで倒したところで姫野選手がジャッカル。ジャッカルは自分が立った状態で倒れた相手のボールを奪いに行く。相手はタックルされたらボールを離さなければいけないので置こうとする。置かせたら取りに行けないので置こうとする一瞬の隙に奪う。立ってないといけないので膝をついたり手をついて取りに行ってはいけない。取ろうとする側にタックルしてくるので耐える勇気も必要。だからこそ一気に盛り上がり、攻めてる方は取られたと精神的に来るという。味方は後ろからサポートすることができる。さらに痺れたシーンも紹介。試合時間残り7分で日本が10点リード。10点差にトライを取られたりすると危険な点差になってしまうが、ここでサモアが反則をする。この時のペナルティはキャプテン姫野選手がトライの5点を狙いに行くかペナルティゴールで3点を取りに行くか決める。トライを取ると4トライ以上になってボーナスポイントといって勝ち点1がもらえる。この時点で日本は3トライなのでトライを取りに行きたいと思う選手もいればペナルティゴールで3点入れて勝った方が良いんじゃないかと判断が難しい。この時に日本はみんな姫野選手を見る。そして姫野選手がペナルティゴールを迷いなく決断した。この決断が素晴らしかった、姫野選手への信頼があったという。アルゼンチン戦に安村アナは現地で喜びの声を伝えると語った。