今回は不正出血に関する年代別のお悩みに高尾美穂さんが答える。不正出血には大きな病気にサインとして起こるものもある。更年期世代で気になる人は、まずは子宮頸がんではないことを確認するのが重要。子宮頸がん検診は20歳以降は2年に1回受けることを国が推奨している。子宮体がんは更年期世代以降に増え、定期検診がない。不正出血を疑ったとき、量よりも出血があったかどうかで受診を決めると良い。子宮内膜ポリープは不正出血・過長月経を起こす場合があり、タイミングによって診断できないことがある。閉経後はエストロゲンがなくなり肌の延長が膣であるため、60代でもわずかなこすれ合いで出血を起こすことがある。萎縮性腟炎はエストロゲンを効かせる薬を膣に入れる治療法が副作用もなく有効。高尾さんは、子宮頸がん。エコー検査は生涯にわたって受け続けることをすすめた。