宇宙太陽光発電は2045年以降実用化を目指すとして宇宙空間に静止させた太陽光パネルで発電し、電気を電波変換、地上に送る構想。京都大学宇治キャンパスでは電気をマイクロ波に変換して送電する実験をおこない、宇宙システム開発利用推進機構の担当者などが参加している。約70センチ四方の送電装置から狙った場所にマイクロ波を照射できるか検証している。12月には高度7000メートルほど飛ぶ航空機あKら地上へ送電する実験を行う予定。来年を目処に小型の人工衛星からの送電実験を行う。宇宙システム開発利用推進機構・柳川さんは非常時の電源供給などにもメリットがあるので成功させたいと述べた。