宇宙船オリオンは約2時間半後に地球に帰還予定。54年ぶりに人類が月を目指したミッション。宇宙船は人類が地球から最も離れた距離を更新。月の裏側に回り込み40万6700キロに達した。人類は月を宇宙開発の拠点にしようと研究開発を進めている。カギは月面の資源。月面を模した試験場では宇宙開発の土台となる資源を取り出す研究が進められている。教授が注目しているのは月の南極。レゴリスから氷が存在することが分かってきた。特にクレーターには多くの氷が埋蔵されている可能性がある。研究では氷から水を確保。水が確保できたら人が月面に滞在できる道が開ける。飲水になるほか、分解して酸素・水素を得ることができ燃料になる。月面に本格的な基地開発のため必要な資材は月で調達。レゴリスには鉄・アルミニウム・チタンが含まれている。一方、将来的に月の希少な資源を地球に持ち帰ることでビジネスにつなげようという動きも。ヘリウム3をレゴリスから取り出す技術を開発している。ヘリウム3は1キロ辺り約30億円の価値があるとされ、量子コンピューター冷却や次世代エネルギー源への応用が期待されている。アメリカはアポロ計画で6回、月面着陸を成し遂げている。アポロ計画時代は旧ソビエト連邦とどちらが先に月に立つか競争していた。今は資源開発など具体的な見返りを目標にしている。現在のアルテミス計画は2027年に宇宙船のドッキングテスト、2028年に宇宙飛行士が月面着陸を目指す。中国は2024年に月の裏側から岩石を持ち帰ることに成功し、2030年には有人宇宙船が月面着陸を目指す。アメリカは月面着陸を2024年としていたので4年遅れていて、台頭する中国に危機感を募らせ計画を急いでいる印象がある。宇宙条約では月の資源開発に明確なルールはなく先に着手したほうが開発ルールを決める。日本はアルテミス計画に参加する。JAXAはトヨタ自動車などと月面探査車の開発を進めている。
住所: 東京都調布市深大寺東町7-44-1
URL: http://www.jaxa.jp/
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