はやぶさ2が小惑星リュウグウ以来再び小惑星トリフネに接近。ギリギリのところを猛スピードで通過しながら観測することに成功した。今回の成果は、小惑星の衝突を防ぐ地球防衛に役立つ。トリフネは800メートル×400メートルほどの大きさで、数年かけて地球に近づいている。JAXAによると、2つの小惑星がくっついてできた可能性があり、くっついたのは最近とみられる。地球の軌道近くを通る小惑星約4万2000個あり、被害をもたらす可能性が小惑星が見つかった場合に探査機をぶつけ衝突を防ぐ。6600万年前にはユカタン半島に直径10キロ程度の小惑星が衝突し恐竜絶滅につながったとみられる。アメリカの直径1.2キロ、深さ200メートルのクレーターがあり、5万年前に直径30~50メートルの小惑星が落下してできたと考えられている。2013年にはロシア・チェリャビンスクに小惑星が落下して衝撃波が発生し、約1500人が負傷した。世界の宇宙関係者は、人類の安全保障として天体衝突への備えが重要だという認識をより強くした。小惑星に探査機をぶつける技術で最先端を行くのがアメリカ。はやぶさ2は2031年に別の小惑星を観測するのが最終目的のため、今回は通過することにした。自ら猛スピードで接近する技術が難しい。今回の成功で、日本も地球防衛の技術を獲得できたと言える。今後、日・欧は2029年に地球に近づく小惑星へ探査機を向かわせ観測する計画。はやぶさ2のメインエンジンは4台中3台が劣化して使えない状態。
住所: 東京都調布市深大寺東町7-44-1
URL: http://www.jaxa.jp/
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