大阪・関西万博では月面探査にまつわる展示に注目が集まっていて、月面を開発しようとする動きが各国で相次いでいる。こうした中、大阪の中小企業が開発した月面探査ロボットが先月万博で展示された。その「まいど2号」は月面での探査を4年後に行う計画で、開発しているのは大阪の中小企業のおっちゃんたちを中心に作られた団体。団体のメンバーは大阪府内外の18社から参加している。本業の合間を縫って開発しているという。団体は16年前、雷観測衛星「まいど1号」を制作。当時中小企業の希望の星と言われ話題になった。まいど2号のミッションは月着陸船に乗せて打ち上げられ、月面に。特徴であるジャンプで移動しながら月を探査し、温度の計測や周囲を撮影して地球にデータを送ること。谷さんたちは生活に身近な形状記憶合金をを動力源として採用した。月面での実証が成功すれば、将来月面で動力源として応用できる可能性があるという。谷さんたちのアイデアが評価され、万博でまいど2号が展示されることとなった。