宇都宮を走る次世代型路面電車LRTが開業して1年、開業1周年イベントが宇都宮市で行われた。1日あたりの利用者数は平日が1万5000人~1万8000人で予測の1.2倍、土日利用は予測の2倍になっている。沿線には高層マンションも次々と建設され内海市の人口が減少傾向の中LRT沿線には12年前と比べて約8%増加した。沿線全長14.6キロで宇都宮大学や大手企業が立ち並ぶエリアで通勤、通学の足になっている。自治体や海外からの視察は304件を超えた。宇都宮市・佐藤市長は「地方都市であればあるほど社会を支えていくためには誰もが自分の力で移動できる街を早急につくっていかないと働く世代の負担が増えていってしまう」などと話した。