栃木県宇都宮市の凄腕スズメバチハンター、神山宗教さん。これまでの130回以上刺されながらも危険に立ち向かってきた。スズメバチの被害が最も集中するのが夏の終わりから秋にかかる今の季節。特に今年は観測史上最も暑い夏となった影響で、直接太陽に当たらないような場所に巣を作ることが多いという。まず依頼があったのは国の重要文化財「岡本家住宅」の管理者から。祠にハチが巣を作ってしまったという。巣を作っていたのは適用能力が高く都市部にも生息する「キイロスズメバチ」だった。祠には御札があるため、殺虫剤で汚さないためにまず御札を取り出す必要がある。神山さんはハチまみれになりながら無事御札を取り出し、その後殺虫剤でハチを駆除、巣を撤去した。神山さんによると、ハチの数は5~600ほどではないかということ。
住所: 栃木県下野市医大前3