東京・二子玉川で過去にタイムスリップしたという芸人・ビスケッティ佐竹。下積み時代を過ごしていた2006年頃のこと、当時24歳の佐竹は世田谷区の寿司店で配達員のアルバイトをしていた。ラストオーダーの午後10時前、初めて利用する高齢女性が1人前だけ寿司を注文。季節は寒くなり始めた11月頃、佐竹は二子玉川に配達に向かった。二子玉川駅近くで商店が並ぶエリアを通過し、土手をわたって多摩川沿いの住宅街へ。しかし、配達先の周りに同じ住所の家が複数あり、表札を確認しても高齢女性の名前が見つからない。そこで、店長に電話で助けを求めて地図を確認してもらい、細い路地の奥へ。するとそこには木造平屋建ての一軒家が現れた。玄関はすりガラスの引き戸で、ごみ屋敷風に物があふれていたという。佐竹はこの家だと思いガラス戸をたたいて声をかけた。