韓国大統領選挙について解説。韓国の大統領制は直接選挙で任期は5年で再選はなし、大統領は国家元首であり、行政のトップでもあり、軍の統帥権ももっている大きな権限がある。1980年の民主化後、直接選挙が再び導入されてから過去8人の大統領がいる。今回の選挙は去年12月に非常戒厳を宣言したユン・ソンニョル氏が罷免されたことに伴うもの。3人の候補を軸に展開されている。午後8時に投票が締め切られたあと、即日開票となる。韓国大統領選挙について解説。結果がわかるのは早くても今夜。　世論調査の結果ではイ・ジェミョン氏がトップを保っている。10ポイント程度ずっと離しているという。イ・ジェミョン氏優位の理由について、非常戒厳への審判、知名度と実績と小針氏は指摘。また、小針氏は保守が1本化できなかったところも弱点になっていると指摘。
韓国大統領選挙について解説。イ・ジェミョン候補の公約を紹介。トップに掲げているのが世界をリードする経済強国をつくるということ。強国化し、格差を是正したいとしている。もう1つの公約として掲げているのが大統領制のあり方の検討。韓国では5年1期のみの大統領制をとっているが、再任がないため緊張感がなく極端な政治をする人がいることが問題とし、アメリカのように2期までできるようにするなど考えている模様。イ・ジェミョン候補は先週公約集を公表し外交についても触れている。周辺4カ国との外交関係について、韓米同盟の強化を掲げ、日韓関係の未来志向的発展を目指すとしている。