東京都の小池百合子知事は来年度から都庁職員を対象に週休3日を導入する考えを示した。人手不足の解消という課題がある中、出産や育児で女性がキャリアを諦めず柔軟な働き方ができるよう見直すなどとしている。週休3日への動きは他の自治体でも始まっている。週休3日の種類は「ほかの日働く型」、「給与減らす型」、「4日で仕事片付ける型」がある。週休3日導入企業の社員に調査を行ったところ、「実際休めている」は8割以上。週休3日のよかったこと、悪かったことを紹介。厚生労働省が30人以上の企業を対象に調査したところ、週休2日より休みが多い制度を取り入れていた企業は7.5％だった。企業や経営側はデジタル化や技術革新で短時間で業績の維持が見込めるようになってからでないと中々導入の決断ができないという。