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「安雲野市(長野)」 のテレビ露出情報

瀬角医師は末期がんの患者の家を訪ねた。男性は一日一日を自分らしく生きると決めた。決心させたのは家族の存在。1人暮らしの患者もいる。胃がんで余命わずかと知り急遽自宅に戻った。いつもの場所で穏やかな最期を諦めてほしくないと瀬角医師は考えている。瀬角医師は神奈川県出身、信州大学を卒業後、消化器内科を専門に県内外の病院に勤務。札幌の病院にいた30代の頃、忘れられない患者と出会った。患者は70代男性で一時帰宅を許可し付き添った。男性は2時間、自宅で過ごし病院に戻る車の中で「一生の思い出になった」とつぶやいた。いつか看取りを支える訪問診療を考え、還暦を節目に一人でクリニックを開設した。瀬角医師が1日に10人以上の患者を診察している。病院と比べ医療行為は限られるが薬の処方や点滴、酸素投与、人工呼吸器の管理など受けられる。李徴保険や介護保険が利用できるため入院よりも費用が安いケースが多い。求めがあれば24時間365日駆けつけることにしている。末期がんの男性のもとに家族が集まった。3週間後、男性は急遽、入院し検査を受け退院した。5日後、家族に見守られ息を引き取った。2年めの夏、瀬角医師は末期がんの男性を担当した。余命僅かとしり1人暮らしの家に戻ってきた。

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