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「宗太夫坑」 のテレビ露出情報

新たな世界遺産の登録を審議するユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会が、きょうからインドの首都ニューデリーで始まる。新潟県佐渡市にある佐渡島の金山は、機械を用いない伝統的な手工業で金が生産され、17世紀前半には、世界の金の生産量の10%を占め、世界最大の金の生産地になったなどとして、日本政府が世界文化遺産への登録を目指している。佐渡島の金山を構成するのは「西三川砂金山」「相川鶴子金銀山」の2つの資産。相川鶴子金銀山のうち相川金銀山は、江戸時代から本格的な開発が始まり、国内最大の金の産出量を誇った。まだ、江戸時代の坑道「宗太夫坑」は、観光名所として有名なほか、山の上から金の鉱脈を74メートルの深さまで掘り、山が割れたように見える道遊の割戸は、佐渡島の金山のシンボルとして知られている。佐渡島の金山を巡っては先月、ユネスコの諮問機関が4段階の評価で上から2番目となる情報照会の勧告をまとめ、この中では世界遺産への登録を考慮するに値するとしつつ、江戸期よりあとの証拠が大部分を占める一部の地区を除くことなど、3点の追加情報を求めていた。また、韓国が朝鮮半島出身の労働者が強制的に働かされた場所だとして反発した経緯があり、日本政府は丁寧な議論を行っていく姿勢を示してきた。佐渡島の金山の登録の可否については、26日から29日の間に審議される見通し。

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