今回特集するのは宝島社。そこで広報の緒方未来の案内で社内を見せてもらった。創業は1971年で国内シェアは7位だという。創業したのは蓮見清一で業界にその名を知らしめてきた。今回の黒歴史の主人公は清水弘一だという。
2007年の日本や出版不況で売り上げは大きく減っていた。創業者の蓮見清一は出版流通の崩壊による共倒れを懸念しており、そこで清水弘一は付録本作りの切り込み隊長として任命されたという。
清水弘一らはタバコに目をつけた。2000年代は路上喫煙の禁止や分煙化を進める条例が全国で施行されるようになり、禁煙を決意する愛煙家が増えていた。清水弘一はまだ馴染みが薄かった電子タバコに目をつけて、それを付録本にすることにした。
電子タバコの付録本はテスト販売で予想外のヒットになり、そこで営業部の若手社員の加藤慶は本屋だけでなくコンビニでも売る戦略に出た。
2010年に電子タバコの付録本はコンビニでも販売されることになり、250万部の大ヒット商品になったという。さらに清水弘一は交換式カートリッジの付録本も出すようになり、半永久的に利益を生み出そうとしたという。ただ交換式のカートリッジは売れなかった。そして会社史上最大の3億円の赤字という結末を迎えた。
ただコンビニとの販路は繋がったままだったので、そこから客が何を欲しがっているのかというノウハウを得ることができ、美顔ローラーやTRFのエクササイズ本が売れたという。清水弘一は「しっかり分析すべきだった」と語っている。付録本ブームは出版業界を巻き込むブームになっていった。清水 弘一は現在社内の付録本事業のトップになり、加藤慶はその右腕になって活躍している。そんな彼らにとって黒歴史とはと聞くと「挑戦した結果。新しい挑戦の力」と語った。
2007年の日本や出版不況で売り上げは大きく減っていた。創業者の蓮見清一は出版流通の崩壊による共倒れを懸念しており、そこで清水弘一は付録本作りの切り込み隊長として任命されたという。
清水弘一らはタバコに目をつけた。2000年代は路上喫煙の禁止や分煙化を進める条例が全国で施行されるようになり、禁煙を決意する愛煙家が増えていた。清水弘一はまだ馴染みが薄かった電子タバコに目をつけて、それを付録本にすることにした。
電子タバコの付録本はテスト販売で予想外のヒットになり、そこで営業部の若手社員の加藤慶は本屋だけでなくコンビニでも売る戦略に出た。
2010年に電子タバコの付録本はコンビニでも販売されることになり、250万部の大ヒット商品になったという。さらに清水弘一は交換式カートリッジの付録本も出すようになり、半永久的に利益を生み出そうとしたという。ただ交換式のカートリッジは売れなかった。そして会社史上最大の3億円の赤字という結末を迎えた。
ただコンビニとの販路は繋がったままだったので、そこから客が何を欲しがっているのかというノウハウを得ることができ、美顔ローラーやTRFのエクササイズ本が売れたという。清水弘一は「しっかり分析すべきだった」と語っている。付録本ブームは出版業界を巻き込むブームになっていった。清水 弘一は現在社内の付録本事業のトップになり、加藤慶はその右腕になって活躍している。そんな彼らにとって黒歴史とはと聞くと「挑戦した結果。新しい挑戦の力」と語った。
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