石破総理が“裏金議員”の一部を非公認にするという厳しい方針を打ち出した経緯について。8月、総裁選出馬会見の際には「公認するにふさわしいかどうかは選挙対策委員会で徹底的に行われるべき」と述べ、公認しないような意向も示していた。総理になった後、今月4日、裏金議員を原則公認へと報じられると野党から一斉に批判が噴出した。そうすると態度が一変。その2日後、相当程度非公認にする方針を打ち出した。選挙戦は解散から18日間で超短期決戦。毎日新聞論説委員・佐藤千矢子が「党執行部としては厳しい判断を示したつもりなのだが、国民から見ると30人以上が公認されるのかというふうにしか見えないということで、この判断が選挙でどう判断されるかというところが注目される。野党にとっては最大の政権交代のチャンスなのだが、結局、野党がバラバラで候補者が乱立していては小選挙区は1人を選ぶ選挙なので勝てない」などとスタジオで述べた。