創部60年以上の歴史を誇る埼玉・東松山市の松山高等学校 應援團。気迫あふれる険しい表情が鉄則。現在団員は5人いるが、コロナ禍には団長1人だけになり廃部の危機に。中島大輝團長は、やはり時代とはかけ離れている時代に逆行している部活だとは思います、と語る。応援団と言えば、ザ・体育会系で練習が厳しいイメージ。実際、松山高等学校の應援團も厳しかったが、團長は部員を増やすため大改革を断行。懲罰的な筋トレを廃止し、親身な指導を心がけるようにした。丁寧な指導に2年の綾部圭起さんは、ちゃんと筋が通っていると言うか理不尽と感じたことはあまりないと話していた。応援団の変化も全国的なようで、去年、部員不足で休止中だった宮崎・宮崎市の宮崎北高等学校では女子生徒だけで復活させた。応援団伝統のデスボイスも復活させていた。