夜空に神秘的に浮かぶ赤黒い月。全国的に曇り空となる中、今夜九州や四国では雲の切れ間から皆既月食が観測された。鹿児島・薩摩川内市の博物館では家族連れや天文ファンの約90人が観望会に参加。宮崎市の公園では望遠鏡での観賞のほかに、地元の科学技術館の職員が子どもたちに皆既月食の解説も行い天体への理解を深めていた。皆既月食は太陽・地球・月が一直線に並び、月が赤黒く見える現象である。広島・福山市では子どもたちが一生懸命スマートフォンで月を収めていた。午後8時の東京・墨田区では雲が多く、スカイツリーは半分ほど隠れ月も全く見えなかった。こうした状況に観賞イベントの中止も相次いだ。次の観賞チャンスは2029年1月1日午前0時すぎとなる。
