アカデミー賞の前哨戦と知られるゴールデン・グローブ賞の候補作が発表され、宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」と新海誠監督「すずめの戸締まり」がアニメ映画賞にノミネート。この部門に日本映画が2作同時にノミネートされるのは今回が初。さらに「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」もノミネートされるなど、アニメ映画賞候補全6作のうち半数が日本となった。そして今回最多となったのは世界で一番有名なファッションドールの世界を映画化した「バービー」の9ノミネート。続いてクリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」が8ノミネート。マーティン・スコセッシ監督が実話をもとに描いた西部劇サスペンス「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」、エマ・ストーンが純粋で自由奔放な主人公を演じた「哀れなるものたち」の2作品が7ノミネートされている。ゴールデン・グローブ賞の授賞式は来年1月7日に行われる。