きょう、皇居で「歌会始の儀」が行われた。今年のお題は「和」で、天皇皇后両陛下や皇族方のほか、約1万5000人の一般公募から選ばれた入選者10人も出席した。能登半島地震の被災地・石川県からの入選者も出席していた。天皇陛下は各地を訪問した際に人々の笑顔を見て嬉しく思い、ご自身の心和む気持ちを詠まれた。また、皇后様は愛子さまが中学校の修学旅行で初めて広島を訪れ、卒業文集につづった平和への願いを感慨深く思った気持ちを詠まれた。愛子さまは学業優先のため出席は控えられたが、大学で学んだ和歌について戦乱の世も超え千年受け継がれていることに感銘した気持ちを詠まれた。
入選した10人で最年少の神田日陽里さんは天皇皇后両陛下と短歌で気持ちがつながった感じがしたなどとコメントしていた。能登半島地震で震度5強を記録した石川県かほく市の市役所職員・宮村瑞穂さんは友人を題材に歌を詠んだ。歌会始の出席辞退も考えたが、職場の上司らが温かく送り出してくれたという。両陛下との懇談では、天皇陛下からは地震のことを心配していると声をかけられ、皇后さまからは避難所のお手伝いをされたのかを尋ねられ、断水をしていたので給水パックを作るお手伝いなどをしていたと答え、心の底から能登半島地震のことを心配し、お心を寄せてくださっているのが伝わったと語った。また、来年のお題は「夢」と発表された。
入選した10人で最年少の神田日陽里さんは天皇皇后両陛下と短歌で気持ちがつながった感じがしたなどとコメントしていた。能登半島地震で震度5強を記録した石川県かほく市の市役所職員・宮村瑞穂さんは友人を題材に歌を詠んだ。歌会始の出席辞退も考えたが、職場の上司らが温かく送り出してくれたという。両陛下との懇談では、天皇陛下からは地震のことを心配していると声をかけられ、皇后さまからは避難所のお手伝いをされたのかを尋ねられ、断水をしていたので給水パックを作るお手伝いなどをしていたと答え、心の底から能登半島地震のことを心配し、お心を寄せてくださっているのが伝わったと語った。また、来年のお題は「夢」と発表された。