パリ五輪代表をかけた最後の戦いが開幕。パリ五輪代表最終選考会・NHK杯女子予選。今大会と先月の全日本選手権の合計得点で上位4人が選出。女子は東京五輪で銅メダルを獲得した村上茉愛さんなど主力選手が次々引退。注目されているのが、宮田笙子選手(19)。先月の全日本で初優勝。女子では13年ぶりのNHK杯3連覇を目指している。大会前に左太ももを負傷した宮田だったが、得意の跳馬でユルチェンコ2回ひねりを成功させ、トップでスタートすると、ゆかでは、ムーンサルトを決め、最後の演技は着地で失敗するも、全日本との合計で1位をキープ。初の五輪出場へあすの決勝に臨む。