体操女子団体・決勝の速報。60年ぶりのメダル獲得を目指す日本は、大会前にエース・宮田笙子選手の喫煙・飲酒が発覚し出場を辞退した中、1種目目の平均台で日本の3人目・中村遥香選手は最初の連続技をミス無く決めるが、3回連続宙返りで痛恨の落下。チームは笑顔で中村選手を迎え入れるなど、チームワークの良さを見せる。すると2種目目のゆかで岸里奈選手が魅せる。H難度の大技「シリバス」をしっかり決めるなど、得意のゆかで役割を果たすと、続く跳馬でスペシャリスト・牛奥小羽選手も魅せる。1本に絞った跳馬で高難度の「ユルチェンコ2回ひねり」を着地し、14点近い得点を叩き出す。メダル獲得に望みをつなぎ、最後の段違い平行棒に臨んだ日本。岡村真選手が落ち着いた演技を披露したものの、得点を伸ばすことができず結果は8位。決勝の舞台で本来の力を出しきれなかったチーム最年少・中村選手は「きょうをしっかり生かせるように、次はもっとちゃんとした演技ができるように頑張りたい」と述べ、最後はともに戦ったチームメイトに励まされて笑顔で会場を後にした。