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「宮田雅大さん」 のテレビ露出情報

川のせせらぎと自然豊かな風景の一角で芽を出していたのはワサビで、栽培が難しいとされる作物のひとつ。ワサビの研究を続けてきたエスビー食品の宮田雅大さん(30歳)は、自分たちができることで“手つかずの農地を減らしていきたい”とワサビの自然栽培に挑戦している。宮田さんは「どうやったら水が均等に流れるかも、探り探りでしたね、最初は…」「食品会社だから(耕作放棄地は)『農業界の人に任せればいいや』とか『自治体がやるような問題だ』『政治がやるような問題だ』と諦めるだけでなく、『食品会社だから携われること』も探していければ一番いいのかなと思います」と話す。そんな宮田さんがワサビ栽培を行っているのは、およそ50年間放置されたままになっていた農地。宮田さんは「一面が土砂に埋まっていたわけなので、土砂を洗い流して、くわを入れて、固くて固くて…」と話し、50年たまった枝葉や固まった泥などにより、ワサビ栽培に不可欠な“きれいな水を引いてくること”が大きな課題だった。実家が農家で大学でも農業を学んできた宮田さんは“学んだ知識を世の中のために使いたい”と耕作放棄地という社会問題に立ち向かっている。宮田さんは「大きな問題でどうにかできないかなという思いがあるので、耕作放棄地を利用してワサビの生産を安定化させることができれば、次の世代には耕作放棄地の問題に少しは寄与できているのかなと思っています」と話す。

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