バレーボール女子日本代表が、強豪相手に粘りのバレーを見せた。バレーボール女子・予選リーグで、日本は世界ランキング2位のブラジルと対戦。日本は第1セット、宮部藍梨のブロックポイントでスタートすると、さらにキャプテンの古賀紗理那がブラジルを攻め立てる。続く第2セットでは、井上愛里沙が2本続けてバックアタックを決める。しかし、その後、ブラジルの高いブロックに阻まれるなど得点を挙げることができず、日本はブラジルに2セットを連取される。日本は粘りのバレーを見せるが、ブラジルに0対3のストレート負けとなった。試合後、キャプテン・古賀紗理那は「私たちのオフェンス(攻撃)が精度高くできていなかったのが、相手に楽な展開をさせてしまった原因かなと思う」と語った。日本は、日本時間のあす行われるケニアとの予選ラウンド最終戦に臨む。スペシャルゲスト解説の元バレーボール女子日本代表・栗原惠は「なかなかリズムに乗せてもらえず苦しかったが、古賀選手は今回で引退表明しているので、1分でも1秒でも1試合でも長く見たい」とコメント。