ヤマハ発動機を取材。バイクが有名だが近年急成長しているのがロボティクス事業。開発中の協働ロボットは安全柵がなくても人間と一緒に働くロボット。スカラロボットは製造ラインで活躍する水平多関節ロボット。自動搬送ロボットは工場で重い材料などを自動搬送するロボット。ヤマハのロボティクス事業の売上高は975億円。表面実装システムは世界シェア17％。表面実装は電子回路の基盤の上に部品を載せていくプロセス。売れているワケ1つ目は速さ。極小サイズの電子部品を打つスピードが世界最速。2つ目はうまさ。極小から大きな部品まで何でも巧みに付けられるため一台でいろんな電子回路基板を作れる。3つ目は安さ。ヤマハの表面実装システムはフルセットで約1億円。業界ではかなりリーズナブルだという。ヤマハは全国小学生プログラミング大会「ゼロワングランドスラム」の応援スポンサー。人材の育成にも力を入れている。