山梨県で行われた富士北麓ワールドトライアル男子100m予選、3レーンの桐生祥秀選手がグングン加速し他を寄せ付けず圧勝。タイムは、9秒99。世界陸上の参加標準記録を突破した。8年前、当時大学生だった桐生は、日本人で初めて10秒の壁を破った。ところがその後ケガや病でタイムを伸ばせず、五輪の個人代表からも遠ざかった。今年は、5年ぶりの日本王者返り咲きとともに、自身2度目の9秒台をマークし、9月の世界陸上代表を確実にした。桐生の次の組に登場したのは、追い風参考記録で9秒台を出したことがある守祐陽。タイムは10秒00。こちらも参加標準記録を切った。最大3枠の代表争いは、4人が参加標準記録を突破。日本選手権の成績上位者が優先されるため、1位の桐生は世界陸上代表が確実。7位の守は有力となった。
住所: 山梨県富士吉田市上吉田立石500
URL: https://www.hokuroku.jp/about/28
URL: https://www.hokuroku.jp/about/28