来月1日、山開きを迎える世界遺産 富士山に異変。富士山に入山する約6割が通る富士吉田市五合目入口、山梨県は登山者を管理するため高さ1.8m・幅8mの巨大ゲートを設置。午後4時〜午前3時の間は通行禁止。さらに来月から通行料として一人2000円を徴収。オンライン・事前予約・当日券で一日4000人までに制限。今月19日には、山梨県知事自らが登山者役を務めリハーサル。リストバンドは不正防止のため毎日色を変える予定。今季から登山規制が始まったのは、念頭にあるのがご来光を目指し夜通しで山頂を目指す弾丸登山。コロナが開けてから東南アジアなどからのツアーに弾丸登山が組み込まれたものが急増。富士山保全・観光エコシステム推進監・岩間氏は「マナー違反は割と外国人の方が多い傾向」と話す。こうしたことから規制を行うこととなり、その費用を賄うために通行料2000円を徴収することとなった。登山道は山梨県側に1つ、静岡県側に3つ。今回通行料などの規制をかけるのは山梨県側だけ。