池上さんは「ご主人も素晴らしいし、息子さんも本当に正直で」などと述べた。吉永さんは「今はお母さんにかわって東北の高校生たちを富士山に連れていくというプロジェクトをやってらしゃる」などと述べた。吉永さんは映画にはいる前に自宅に行き話を聞いたという。撮影シーンで山に登るときは必ず息子さんがついてきてくれたという。埼玉・日高市にある日和田山で撮影した時に景色をながめていると息子さんが「お母さんがいるみたいだ」と言ってくれたという。亡くなる3か月前に富士山の7合目の写真。映画の中でも吉永さんが高校生を連れていくシーンは7合目よりちょっと上まで行ったという。吉永さんは今は水泳オタク。吉永さんは「水泳が身軽にできることで、その前はスキーに没頭していた。運動することが大好き」などと述べた。田部井さんの言葉で印象に残っていることについて吉永さんは「一歩ずつ一歩ずつ前へ。困難な状況でも少しでも前に進むことが大事。それと息子さんがおっしゃっていたけど判断が素晴らしいと。高校生登山に行って大雨が降ったときに引き返そうと一言言った、全員でもうちょっと待ちたかったけど帰った。それはどうにもならない天候だと判断されたと思う」などと述べた。