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「富士飛鶴図」 のテレビ露出情報

富士山は絵画の題材としても盛んに描かれてきた。北斎は様々な場所から見た富士山をダイナミックに、時には繊細に描き出している。現存する最古の富士山の絵画と言われているのが平安時代後期の「聖徳太子絵伝」だ。一方、「絹本著色富士曼荼羅図」は富士山が信仰の対象であったことを物語る一枚だ。江戸時代前期の富士山図は徳川幕府の御用絵師・狩野探幽の甥・狩野常信によって描かれた。狩野派の富士山図は徳川将軍にとって重要な役割を果たしていたという。「富士飛鶴図」は徳川家茂からアメリカのブキャナン大統領に向けた贈答品として描かれたという。
「足立美術館」には130点もの横山大観の絵が収蔵されている。横山大観は生涯で1500枚もの富士を描いたと言われている。「富士はいついかなる時でも美しい、それは、いわば無窮の姿だからだ、私の芸術もその無窮追う」と大観は言っている。

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