- 出演者
- 草刈正雄
オープニング映像。
今回は富士山の魅力を紹介する。
- キーワード
- 富士山
写真家のTAKASHIさんがこれまで撮りためた富士山の写真は30万枚以上にのぼる。会社員だった12年前、バイクツーリング中に見た富士山に感激して以来、富士山を専門に撮り続けてきた。2018年には海外の有名ビジュアル雑誌の表紙を飾るなど国内外で活躍している。富士山のようにすそ野まできれいに広がっている円すい形の山は比較的珍しい。富士山は四季折々、時間帯、見る角度によってすごく表情を変えてくれるという。
TAKASHIさん山梨県笛吹市の新道峠にやってきた。日の出前のわずかな一瞬を狙ってブルーの河口湖と富士山を撮影した。午後、静岡県富士宮市の朝霧高原にやってきた。日没直後、紅富士が雲の上に浮かび上がる姿を撮影した。
富士山は絵画の題材としても盛んに描かれてきた。北斎は様々な場所から見た富士山をダイナミックに、時には繊細に描き出している。現存する最古の富士山の絵画と言われているのが平安時代後期の「聖徳太子絵伝」だ。一方、「絹本著色富士曼荼羅図」は富士山が信仰の対象であったことを物語る一枚だ。江戸時代前期の富士山図は徳川幕府の御用絵師・狩野探幽の甥・狩野常信によって描かれた。狩野派の富士山図は徳川将軍にとって重要な役割を果たしていたという。「富士飛鶴図」は徳川家茂からアメリカのブキャナン大統領に向けた贈答品として描かれたという。
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- ジェームズ・ブキャナン冨嶽三十六景富士宮市(静岡)富士山富士飛鶴図徳川家茂江戸城天守を再建する会狩野中信狩野元信狩野常信狩野探幽狩野養信秋景富士三保浅見寺図絹本著色富士曼荼羅図聖徳太子聖徳太子絵伝葛飾北斎[初代]静岡県富士山世界遺産センター
「足立美術館」には130点もの横山大観の絵が収蔵されている。横山大観は生涯で1500枚もの富士を描いたと言われている。「富士はいついかなる時でも美しい、それは、いわば無窮の姿だからだ、私の芸術もその無窮追う」と大観は言っている。
富士山の麓に住む大宮仁さんは富士山に関するあらゆる物を集めるコレクターだ。大宮さんが20年ほど前からハマっているのが富士山の雪形だ。雪形は古くから親しまれてきた。
明治27年祖業の有田焼の窯元で創業当時から作られているのが富士山をモチーフにした器だ。創業者・深川忠次は日本の象徴である富士山を絵柄に採用した。深川忠次が欧州に勉強しに行っていた時に吹き付けの技法を持ち帰って富士山を表現した。
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