愛子さまは5月18日から2日間、能登半島地震の復興状況を視察するため石川県を訪問された。公務で被災地を訪れるのは初めて。去年9月の予定だったが、直前に能登地方が豪雨災害に見舞われ取りやめになっていた。能登半島地震は去年の元日に発生し、2か月後に天皇皇后両陛下が被災地を訪問されている。避難所では膝をついて話を聞き、被災した人たちを気遣われた。愛子さまは仮設住宅が集まる七尾市の万行第2団地を訪問。膝をついて被災者と同じ目線でお話された。その後、瓦礫の除去などのボランティアに参加した金沢大学の学生から活動内容を聞いた。日本赤十字社にお勤めの愛子さまは「どういう仕組みがあれば、ボランティアがやりやすくなりますか？」とお尋ねになったという。翌日は志賀町にある道の駅を訪問。敷地内には仮説商店街が造られ、被災した5店舗が営業している。愛子さまは店の人と懇談された。午後には町内でボランティアや支援員として活動する人たちと懇談された。
住所： 石川県羽咋郡志賀町富来領家町甲の10