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「対馬市(長崎)」 のテレビ露出情報

原子力発電に伴って出るいわゆる「核のごみ」。処分地選定で異例の動き。九州・佐賀県、玄海原発が立地する玄海町。 核のごみの処分地選定に向けた調査を町が受け入れるよう求める請願が、町議会の特別委員会で可決。原発が立地する自治体では全国初。きょう開かれた玄海町議会の特別委員会。賛成6人、反対3人の賛成多数で請願は可決された。特別委員会にはすべての議員が参加していることから、請願はあすの本会議でも可決され、正式に採択される見込み。原子力発電に伴って出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」は、長期間、強い放射線を出し続けることから、地下300mより深くに埋めて最終処分を行うことが法律で決まっていて、処分地の選定に向けた調査は、20年程度かけて3段階で行われる。文献調査はその第1段階。文献をもとに、火山や断層の活動状況などを調べるもので、2年程度かかることが想定されている。対象の自治体には、最大20億円の交付金が支払われる。調査を受け入れるかどうかは、最終的に町長が判断することになる。玄海町・脇山町長は「大変重く受け止めている」と述べた。
九州初となる玄海原発1号機の運転が開始されたのは、1975年。今年度の当初予算では、歳入の6割近くを交付金などの原発関連の収入が占めていて、県内で唯一、国から地方への普通交付税を受けていない。今回、請願書を提出した団体の1つ、飲食業組合・川崎隆洋組合長は、原発の恩恵を感じてきた。しかし人口はピーク時から約3割減少し、5100人余に。高齢化率も31.6%と、全国平均よりも高く推移。こうした中、2015年以降、4つの原発のうち2つが廃炉となったことで、客の多くが原発関連の作業員だった川崎の店は、4割ほど収入が落ち込んだ。さらに新型コロナの感染拡大で打撃を受け、ことし2月ごろから、ほかの飲食店経営者と話し、請願書の提出を検討してきた。川崎組合長は「このままだと玄海町は廃れていく。新興の一つになるのかなというのを請願書に乗せた」と語った。
原発の立地自治体として「核のごみ」の処分地の選定にどう関わっていくのか。賛成した議員は、別のねらいもあると話す。玄海町議会・松本栄一議員は「一石を投じるではないが、関心を持って真剣にどう対処していくべきか判断してほしい」と述べた。一方、採決で反対した玄海町議会・前川和民議員は「一石を投じただけで終わるのか、先に進む可能性が非常に高い。慎重審議すべき」と述べた。
「核のごみ」の現状。「核のごみ」は、原発の使用済み核燃料から再び燃料となる物質を取り出す際に発生。現在、青森・六ヶ所村と茨城・東海村に一時保管されているが、最終的に処分する場所はまだ決まっていない。今回の文献調査については、北海道・神恵内村と寿都町とで、全国で初めて行われ、次の段階に進めるとする報告書案がまとめられている。一方、長崎・対馬市では、調査の受け入れを求める請願を市議会が採択したものの、市長は調査を受け入れない意向を表明。今のところ、調査地域は限られている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月10日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
処分地の選定 今後の道のりについて清永聡が説明。処分地の選定に向けた調査:文献調査(2年程度)、概要調査(4年程度)、精密検査(14年程度)。段階に応じて対象の自治体には交付金が支払われる事になっている。始めの文献調査では最大20億円、次の概要調査では最大70億円が支払われるが、概要調査に移る時には地元の市町村だけでなく都道府県知事の同意も必要。北海道寿都町[…続きを読む]

2024年5月2日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース列島リポート
長崎県の離島・対馬。日本固有の馬である在来馬の1つ「対州馬」の体高は130センチほどで穏やかな性格。約30年前の長崎市内の様子が流れた。車が入れない坂の上に家を建てるときには対州馬が建築資材を運ぶなど活躍していた。しかし時代の流れとともにそうした役割を終えてしまった。1965年には1,200頭ほどいた対州馬は急激に数を減らし、現在は54頭しかいない。いま対州[…続きを読む]

2024年4月23日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニング朝刊 けさの注目見出し
絶滅を防ぐため、交通事故後に保護し野生復帰の訓練を終えた天然記念物ツシマヤマネコが長崎県対馬の山間部に放たれた。(産経新聞)

2024年4月17日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
長崎県の離島 対馬には在来種の対州馬が生息している。対州馬は体高約130cmの小柄な馬で、かつては長崎市内など細い路地の先に物を運ぶ際に重用されていた。ただ時代と共に対州馬はその役割を終え、現在は54頭しかいない。現在対州馬の多くは対馬市の目保呂ダム馬事公園で飼育されていて、対州馬の存続のために対州馬のDNAを調査して近交弱勢を防いで対州馬の特徴をどのように[…続きを読む]

2024年4月4日放送 19:30 - 20:15 NHK総合
あしたが変わるトリセツショー揚げ物のトリセツ
後処理の大変さなどから家庭の揚げ物は絶滅危機に瀕している。長崎・対馬市にある食堂で使うイカは回転機でほどよく脱水させているため揚げるときに油はねをしないという。
対馬では古くからイカ漁が盛んで一夜干しで保存されてきた。油はねの原因は食材に含まれる水分。水分を適度に抜く一夜干しが油はねを防いでいた。家庭で簡単に油はねを防ぐ方法は調理の前日、食材にラップをかけ[…続きを読む]

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