先月26日、福岡夏の三大祭りのひとつ・戸畑祇園大山笠競演会が行われた。中原大山笠の藤野航平さんは山笠の機材の運搬や準備を担当で縁の下の力持ち。藤野さんの仕事は小倉と藍島を結ぶフェリーの乗組員で、祭りには藍島から毎年参加している。藍島の島民は188人で島には信号もコンビニもないが猫が多く暮らしていて”猫の島”としても知られる。藤野さんは13年前から祭りに参加していて「自分の限界を突破できるとすごく感じてやめられない」と話す。祭りに熱心に取り組む姿勢が認められ次第に仲間として受け入れられた藤野さんの後を追い、これまでに藍島の後輩たち10人ほども祭りに参加してきた。ユネスコの無形文化遺産にも選ばれ地域の人が誇る祭りだが、若手の後継者不足が課題。藤野さんは「山笠に出て感じた『男になれる』という感覚を味わってもらいたい」と語った。
祭り当日、拠点に到着した藤野さんは早速段取りの仕事を開始。神事を終え山笠が競演会の会場に向かうところで藤野さんは後ろから見守る。これは経験がないと出来ない仕事。中原大山笠・古川将太副総監督は「すぐ実践できる人間で頼りになる」と話した。山笠は夜には提灯山笠に変化。藤野さんにとっての最大の見せ場「五段上げ」が始まると”光のピラミッド”が完成。藤野さんは「ちょっとドタバタしたが気持ちいい」と語った。かつて自分が感じた祭りのかっこよさ、気持ちよさを未来に繋げていきたいと毎年参加する藤野さんは「(子どもたちに)すごいところをもっともっと見てもらって大人になった時『自分もやりたい』と思ってもらえるような大山笠にしていきたい」と語った。
祭り当日、拠点に到着した藤野さんは早速段取りの仕事を開始。神事を終え山笠が競演会の会場に向かうところで藤野さんは後ろから見守る。これは経験がないと出来ない仕事。中原大山笠・古川将太副総監督は「すぐ実践できる人間で頼りになる」と話した。山笠は夜には提灯山笠に変化。藤野さんにとっての最大の見せ場「五段上げ」が始まると”光のピラミッド”が完成。藤野さんは「ちょっとドタバタしたが気持ちいい」と語った。かつて自分が感じた祭りのかっこよさ、気持ちよさを未来に繋げていきたいと毎年参加する藤野さんは「(子どもたちに)すごいところをもっともっと見てもらって大人になった時『自分もやりたい』と思ってもらえるような大山笠にしていきたい」と語った。
住所: 福岡県北九州市小倉北区浅野3-9-1
