映画「わたしの知らない子どもたち」が、カナダ・トロント国際映画祭で日本映画として初めてオープニング上映作品に選ばれ、二階堂ふみらが出席した。作品は、戦争で親を失った琴子が性別を隠しながら戦後の混乱を生き抜く物語で、当時およそ12万人いたとされる戦災孤児を描いている。二階堂は、戦後の混乱の中で一度は見捨ててしまった教え子を再び支えようとする教師を演じた。二階堂がこの作品に特別な思いで参加した背景には、祖母の存在があったという。作品を通して、諦めないことの大切さを改めて感じたと明かした。また撮影前には、子ども役の出演者たちと戦争の痕跡を巡ったり、戦時中を描いた映画を鑑賞したりする勉強会も行われた。エンターテインメントで戦争を伝える意義について二階堂は、共感を持って届けられる分、非常に強い力を持っているとした上で、その責任も感じながら作品を作らなければならないと語った。
