都内の書店を訪れると大人も目を引くユニークな図鑑が並んでいた。有隣堂たまプラーザテラス店・古田森さんによると「昔は教養のラインナップが多かった。今流行っているのはいるのは気づきを求めるような図鑑に変わって来た」とコメント。今人気なのが小学館から出版されている「小学館の図鑑NEOシリーズ」。動物、昆虫、地球など分かりやすい解説と写真で紐解く累計発行部数1500万部の学習図鑑。美術の新ジャンルとして発売された「小学館の図鑑NEOアート図鑑 はじめての絵画」は27万部を売り上げる大ヒット。人気シリーズの新作発表会には多くの記者が集まっていた。小学館文化事業局・磯貝晴子さんが最新作の「小学館の図鑑NEOアート はじめての国宝」を発表した。楽しい仕掛け1・分解。千手観音の1000本の手が分解された写真が載っている。テーマは「ほんとに手が1000本あるの?」。奉仕の裏側にも金剛力士像を3000パーツに分解した写真が載っている。楽しい仕掛け2・「臨場感」「没入感」原寸の図版を載せることで味わうという。楽しい仕掛け3・テーマの立て方。児童書、コミック誌の編集スタッフに集まってもらい見てわかることでテーマを立ててもらったという。